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8月7日に発売予定だった人気ホラーゲーム『日本事故物件監視協会3』(JSP3)をめぐり、公式Xアカウントの投稿が物議を醸している。
本作は実在の心霊スポットを舞台に間違い探しを行うゲームだ。6月22日、公式Xアカウントは「特定団体からの圧力」や「開発データ内への情報混入」を理由に、発売延期または開発中止の可能性があると発表した。
SNSではゲームの発売を心待ちにしていたユーザーだけでなく、その衝撃的な内容に不安を訴える声が相次いだ。複数のゲーム専門メディアも「発売中止か」と報じ、話題となった。
しかし2日後の6月24日、公式は予定通りリリースすると告知した。一安心する一方で、一連の投稿はモキュメンタリーではないかと疑うユーザーから批判が噴出した。
モキュメンタリーとは、フィクションをドキュメンタリー風に演出する手法だ。JSP3の一連の投稿がこの手法を用いた広告ではないかと捉えられ、SNSでは「品がない」、実在の宗教団体を連想させる内容に「ラインを超えている」との声が上がった。
筆者はモキュメンタリーについて、事実ではないと分かっているからこそ面白いと考える。現実ではないのにリアルだから魅力的であり、それがドキュメンタリーとの決定的な違いだ。
しかしJSP公式は今回の一件が事実かフェイクかを明言しておらず、判断は読者に委ねられている。この曖昧さも批判の一因となっている。
今回の投稿がモキュメンタリーだったとすれば、筆者としては残念だ。あまりにリアルすぎると、そもそもモキュメンタリーなのか疑う必要が生じ、楽しめなくなる。モキュメンタリーにおけるフィクションと現実のバランスの難しさを、JSP3騒動は改めて考えさせた。